今年度新たな取り組みとして、当法人では「公務部門に関わる障害者雇用関係者連絡懇談会」をスタートさせました。
公務部門における当法人の障害者雇用関連事業は、平成17年度知的障害者の職場体験実習から始まり、平成26年度の障害者ワーク・サポート・ステーションの運営まで様々な関わりをさせて頂きました。
現在、国の機関において採用された障害をお持ちの方に対する障害者就業・生活支援センターによる職場定着支援については、厚生労働省の委託事業による就業支援を行うことは出来ない状況であり、障害者就業・生活支援センターとしては介入が難しい場面もある中、官公庁や地方公共団体での勤務を選択される障害をお持ちの方の数は増加しております。
そこで、地域全体として公務部門での障害者雇用の理解促進を支えていくことが、現場で勤務されている障害をお持ちの方の働きやすさや、指導する方の孤立感防止にもつながるのではと考え、上記連絡懇談会を企画致しました。
開催にあたりご協力頂いた地域就労支援機関やハローワーク、有識者の皆様にこの場で改めて感謝申し上げます。
第1回は令和元年11月18日にちよだプラットフォームスクウェアにて行いました。
当日は公務部門のご担当者と、関係する支援機関合わせて49名のご参加者と共に本連絡懇談会の第一歩を踏み出しました。
内容は、元内閣府障害者施策担当参事官(障害者施策推進課長会議議長)の依田様(現医療機関の障害者雇用ネットワーク代表世話人・公務部門の障害者雇用ネットワーク運営代表)に話題提供頂いたのち、東京都教育庁サポートオフィスパレットのお取り組みについて寺島様より実践報告頂きました。
今年度第2回の開催は3月26日(木)を予定しております。
COVID-19の影響など、開催に関しては事前に判断することとなるかと思いますが、次年度以降につながる取り組みが出来ればと考えております。
参考ページ:医療機関の障害者雇用ネットワーク(活動報告で依田様のご講義資料が御覧頂けます)http://medi-em.mond.jp/