令和元年11月21日(木)
西日暮里WEL’SARK
臨床美術
~落ち葉と銅箔のレリーフ~
秋も深まり落ち葉の季節となりました(^O^)/
今月二回目のプログラムは、そんな季節にぴったりの『落ち葉と銅箔のレリーフ』に挑戦しました。
銅箔テープで落ち葉を貼り、上から擦って葉脈や葉の形を浮き立たせる、風情を感じるプログラムです♪
はじめにイチョウや楓、色々な種類の落ち葉や枝の中から、好きなものを何枚か選び、形や厚み、葉脈を観察します。同じ落ち葉でも厚みがあり光沢があるものや触っただけで欠けてしまうカサカサした葉もあり、指で感触を感じ取ったり、色や形を確かめます。
参考作品を鑑賞し、イメージがついたところでモチーフにする葉を選んでいきます。
葉っぱの置き方や、選び方で作品のイメージが変わるので、皆さんじっくり銅箔に載せて構成します。
葉のモチーフを選んだら、銅箔テープを剥がし、粘着部分に載せていきます。葉っぱの裏を表にして貼ると、ボードに貼った時に葉脈がくっきりと出て来るそうです!
そのままボードに貼り付け、上から指で強く押し付け、空気を抜くように擦っていきます。
すると・・・・・
葉っぱの形や、葉脈が浮き出てきました。
わざと銅箔テープからはみ出して貼るのも素敵ですね!!
銅箔テープを貼り付けたら、上から割り箸ペンなどを使用し、葉や茎に細工をしていきます。
落ち葉を二枚使い、秋刀魚を表しています!
仕上がりが楽しみです。
こんな葉脈かっこいいかも!と工夫を施してアレンジしていきます。
葉の周りにも模様を入れることで葉っぱが引き立ち、強調されます。みなさんコツコツと無心で向き合い、集中して取り組まれていました。
背景にもこだわり、細部まで丁寧に表現されています。
一旦離して向きを変えてみると、新しい気づきやインスピレーションが生まれます。
最後に書きたい人はサインを記入し、完成です!!
今回も個性豊かな作品が完成しました。葉脈が力強い作品や細部までこだわった繊細な作品、作り手によって世界観が異なるどれも素敵な作品となりました。
今回は足立ARKの利用者さんも参加してくださいましたが、集中する楽しさと達成感を一緒に得ることができたのではないかと思います♪♪
銅箔は月日が経つと色が深くなって行くそうなので変化が楽しみです(^▽^)b